人は記憶の動物でもある。日々、新雪のような記憶を降り積もらせながら生を営んでいる。新雪の下で忘れ去られて行く人、そして「モノ」たち。その「モノ」の一つに釣り具もある。かつてタイを釣ったロッドは道具部屋の片隅に。かつてヤマメを釣ったリールは中古釣り具店のバーゲン品に。この本はその無名の「モノ」たちの記憶の結晶を拾い集めて記録にした、釣り具の民衆史である。
「釣り具博物誌」
文:田代俊一郎 写真:田代一倫
B6判変形、並製、224ージ
定価1,575円(本体1,500円+税)
ISBN978-4-902108-72-9 C0095
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